サムクックの名曲です。
ジョンレノン、ポールマッカートニー、シュプリームスなど
色々なミュージシャンがカバーしているスタンダードナンバー。
リズムの構成は、カバー曲ほとんどが3連のバラード系です。
歌い手やアレンジによってR&B色が強くなったり
バラード的になったりしています。
カバーの種類はこちらのサイトで詳しく説明してあります。
カバーあれこれTWO SUNSではアニマルズのカバー。
ボーカル(ヒロぽん)の希望が、アニマルズのライブ盤でした。
このアレンジで歌いたいらしいです。
コピーして譜面にしたことはありますが、この曲は???
ピアノソロのイントロからリズムインまで、ピアノ大活躍曲です。
ピアノの右手、左手をコピーするなんて経験はないしとんでもないことですが
挑戦することにしました。
コピーを始めるときは、曲の長さの構成から書き留めますが
この曲の場合、スタートからリズムなしピアノソロなので構成は後です。
4/4拍子3連バラード、キーは#1個のG(ト長調)
コード進行はヒロぽんに貰ったものを参考にしました。
(後で分かったことですが、4/4拍子の3連で譜面を書くと
ワンコーラスが8小節の短すぎる曲になります。
6/8拍子で16小節の変形ブルース進行と考えると最適なようで
原曲も6/8拍子、16小節のブルースでは?と思います。)
音出しのアタマが、小節の1拍目から出てないようなので
目見当で聞いたままに符割と音を拾っていきます。
10小節目からメロディが出るので、そこをスタートとしてアタマまで逆算していくと
出だしが何拍目から出るかがはっきりしました。
1拍半(付点音符)引っかけて出る弱起の曲です。
分かりにくいのは重音です。一番上の音以外は何を弾いているか
本当に分かりにくい。エイヤーッとコード音どおりに
書いたところもあります。
これに左の低音部が加わると、もうお手上げです。
それでも何とかピアノソロ2コーラス分コピーしました。
3コーラス目からボーカルが入り、3~4コーラスはテンポを保ったまま(intempo)
リズムは入りません。5コーラス目からやっとドラムインです。
歌の1コーラス分を日本風に1番とすると
1~2番はピアノソロ
3~4番は歌(ドラムレス)
5番は歌(全員演奏)
6番はギターメロ
7~8番はキーボードメロ
9~10番は歌
10番の終わりからエンディング
エンディングはイェーの掛け合いをボーカルの合図まで続けます。
合図があったらブレイクし、楽器全員揃えて
ジャーンジャジャジャジャーン、ジャジャジャジャーン
で終わり。このエンディングは練習スタジオでヒロぽん案を決定。
この曲自体は、8小節分を何回も繰り返すので
ピアノソロとキーボードソロをクリアするとあとは楽です。
歌の合間に入れるオブリガートを、コード音をたよりに適当に作りました。
キー(音程)が変わらずテンポを調整できるレコーダーがあったので大助かり。
ゆっくりしたテンポで同じところを何回も何回も聞いて音をとりました。
元歌どおりにコピーできていませんが、いい経験になりました。
できそうにないことに挑戦してみてよかったです。
TWO SUNSのキーボード奏者(ウッチー)は譜面を読めるし
簡単なものなら初見も効きます。この譜面で練習するようになって
2~3回目にはほぼ弾いてくれて、心強かったです。
これが下書き
3連の譜面は、3連中抜きの符割を付点8分音符と16分音符で表記する
場合が多いです。譜面もそのように書けばいいのですが、、、、
煩雑になりそうで。40年前ハコバンをやっていた時から
3連の表記は付点音符でした。
こちらは本番用
この譜面の演奏です。ライブ前スタジオリハ
歌の繰り返しなど譜面と違います。